「かすみ……おれもイかせろよ……」
聞こえてないのはわかっていたけど、おれはそうささやいて、さらにかすみの身体を持ち上げた。
小動物みたいに小柄なかすみに比べ、おれはバレー部とバスケ部の間で争奪戦が起きたほど背が高い。大きな人形を抱えているようなものだ。持ち上げてしまって、ひざの上に載せてしまうと、なんだか全部を言いなりにできた気がして、おれはすっかり興奮してしまった。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
そのまま自分が気持ちいいように前後運動を開始する。
かすみの手足がぶらぶらと揺れて、口は半開き、目は焦点を合わせずに中空へさまよっていた。
なんだか死体を抱いているみたいで、変に倒錯してしまう。
「はぁ……はぁ……かすみ……いいよ……」
オルガスムスで分泌されたたっぷりの愛液は、膣奥に充分溜まっていて、まるでちんぽがあたたかい海を泳いでいるみたいだった。
強烈な締め付けはないものの、ときおり電気ショックを受けたみたいにおまんこが痙攣して、絶頂の余韻を示していた。それがほどよい刺激になり、倒錯的な気分に後押しされて、すぐに射精感が高まってくる。
「イクよ……出すよ……」
普段は相手の絶頂に合わせようとか、どのタイミングで出そうとか、計算しながら射精するけど、今はそんなつもりもなかった。
自分の快感が頂点に達するように、ひたすら腰を動かして、ちんぽに摩擦を加えていく。
どっちかって言うと、オナニーしているみたいだった。
「あ……ああぁっ!」
かすみのおまんこをオナニーホールにしている……そんな、失礼極まりない妄想が渦巻いて、おれの快感は射精へ到達した。
「ん! んんっ! ふうっ」
漏れそうになる声を抑えて、腰に力を入れる。
かすみはだらしなく弛緩したまま、おれに精液を注ぎ込まれている。
「くっ……かすみ……かすみ……はぁっ!」
溜まりきった愛液に許容量以上の精液を流し込まれて、かすみのおまんこはオーバーフローを起こした。
おれたちのつながっている隙間から、溢れたミックスジュースが噴き出してくる。
かすみはぐったりしたまま心ここにあらずだったけど、その身体はおれの射精を機敏に感じ取ったようで、子宮へと送り込むように膣道がうねりはじめていた。
「はぁ……はぁ……よかったぞ……かすみ……」
射精が終わってすぐにちんぽを引き抜き、流し込んだものがこれ以上漏れてしまう前に、かすみの腰を垂直に持ち上げて、膣口を上向きにさせる。
変な体勢にされてもなすがままだった。腰を抱え込んで、両手を使って肉ひだを開く。
くぱっと開かれたおまんこは、まだおれのちんぽの形のまま丸く口をあけていて、その中に溜まった白く濁った液体がぬめぬめと輝いていた。
よく見ると膣壁が呼吸するように蠢いていて、嚥下するみたいに子宮が精液を飲み込んでいるのがわかった。
「……ゆーくん……くるしい……」
「あ、ごめん……」
ようやく我に返ったかすみがもがきはじめた。おれはあわてて身体を離し、ベッドに横たえてやる。
しばらくお互いに呼吸を整えているうちに、となりからくやしそうな声が上がった。
「わたし、イかされてばっかりだぁ……」
「……いいじゃんか」
「そんなことないよ。ひとりだけイっちゃったら、ゆーくんに悪いし……。今日だって勝手に気持ちよくなっちゃって、ゆーくんほったらかしにしちゃったよ……」
しゅんとしてうつぶせになってしまう。
たしかにかすみは一度イってしまうと動かなくなるから、今日みたいに変な妄想が働かない限りおれはつまらない。
でもおかげでかすみのアクメを見定めて、快感をコントロールしていく技術が磨かれたのだ。全国かすみアクメコンテストがあったらぶっちぎりで一位になる自信がある。オルガスムスのタイミングが合わなかったら、それはおれが失敗したってことなんだけど、かすみはその辺を理解していない。まぁ理解してもらうようなことでもないんだけど。
どうやって慰めたものか思案しているうちに、ぐっと顔を持ち上げて、かすみは勝手に立ち直った。なぜか握り拳を固めている。
「よし!」
「なにがよしだよ。変な奴」
「次回はわたしがゆーくんを気持ちよくしてあげる。わたしより先にゆーくんをイかせる!」
「……がんばれ」
「あ、ばかにしたな? 後悔するよ」
「しないよ」
「しばらくいろいろ勉強したりするから、えっちは禁止ね」
「はぁ!?」
「それからオナニーも禁止! 溜めといてもらったほうがいいし」
「まて、そりゃ溜まってたらだれだってすぐイクだろ」
「あ、そっかぁー。じゃあオナニー解禁! よかったね」
にっこり笑うかすみ。
言い出したら聞かないのだ。ため息をついてそれを眺め、おれははやくも後悔していた。
聞こえてないのはわかっていたけど、おれはそうささやいて、さらにかすみの身体を持ち上げた。
小動物みたいに小柄なかすみに比べ、おれはバレー部とバスケ部の間で争奪戦が起きたほど背が高い。大きな人形を抱えているようなものだ。持ち上げてしまって、ひざの上に載せてしまうと、なんだか全部を言いなりにできた気がして、おれはすっかり興奮してしまった。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
そのまま自分が気持ちいいように前後運動を開始する。
かすみの手足がぶらぶらと揺れて、口は半開き、目は焦点を合わせずに中空へさまよっていた。
なんだか死体を抱いているみたいで、変に倒錯してしまう。
「はぁ……はぁ……かすみ……いいよ……」
オルガスムスで分泌されたたっぷりの愛液は、膣奥に充分溜まっていて、まるでちんぽがあたたかい海を泳いでいるみたいだった。
強烈な締め付けはないものの、ときおり電気ショックを受けたみたいにおまんこが痙攣して、絶頂の余韻を示していた。それがほどよい刺激になり、倒錯的な気分に後押しされて、すぐに射精感が高まってくる。
「イクよ……出すよ……」
普段は相手の絶頂に合わせようとか、どのタイミングで出そうとか、計算しながら射精するけど、今はそんなつもりもなかった。
自分の快感が頂点に達するように、ひたすら腰を動かして、ちんぽに摩擦を加えていく。
どっちかって言うと、オナニーしているみたいだった。
「あ……ああぁっ!」
かすみのおまんこをオナニーホールにしている……そんな、失礼極まりない妄想が渦巻いて、おれの快感は射精へ到達した。
「ん! んんっ! ふうっ」
漏れそうになる声を抑えて、腰に力を入れる。
かすみはだらしなく弛緩したまま、おれに精液を注ぎ込まれている。
「くっ……かすみ……かすみ……はぁっ!」
溜まりきった愛液に許容量以上の精液を流し込まれて、かすみのおまんこはオーバーフローを起こした。
おれたちのつながっている隙間から、溢れたミックスジュースが噴き出してくる。
かすみはぐったりしたまま心ここにあらずだったけど、その身体はおれの射精を機敏に感じ取ったようで、子宮へと送り込むように膣道がうねりはじめていた。
「はぁ……はぁ……よかったぞ……かすみ……」
射精が終わってすぐにちんぽを引き抜き、流し込んだものがこれ以上漏れてしまう前に、かすみの腰を垂直に持ち上げて、膣口を上向きにさせる。
変な体勢にされてもなすがままだった。腰を抱え込んで、両手を使って肉ひだを開く。
くぱっと開かれたおまんこは、まだおれのちんぽの形のまま丸く口をあけていて、その中に溜まった白く濁った液体がぬめぬめと輝いていた。
よく見ると膣壁が呼吸するように蠢いていて、嚥下するみたいに子宮が精液を飲み込んでいるのがわかった。
「……ゆーくん……くるしい……」
「あ、ごめん……」
ようやく我に返ったかすみがもがきはじめた。おれはあわてて身体を離し、ベッドに横たえてやる。
しばらくお互いに呼吸を整えているうちに、となりからくやしそうな声が上がった。
「わたし、イかされてばっかりだぁ……」
「……いいじゃんか」
「そんなことないよ。ひとりだけイっちゃったら、ゆーくんに悪いし……。今日だって勝手に気持ちよくなっちゃって、ゆーくんほったらかしにしちゃったよ……」
しゅんとしてうつぶせになってしまう。
たしかにかすみは一度イってしまうと動かなくなるから、今日みたいに変な妄想が働かない限りおれはつまらない。
でもおかげでかすみのアクメを見定めて、快感をコントロールしていく技術が磨かれたのだ。全国かすみアクメコンテストがあったらぶっちぎりで一位になる自信がある。オルガスムスのタイミングが合わなかったら、それはおれが失敗したってことなんだけど、かすみはその辺を理解していない。まぁ理解してもらうようなことでもないんだけど。
どうやって慰めたものか思案しているうちに、ぐっと顔を持ち上げて、かすみは勝手に立ち直った。なぜか握り拳を固めている。
「よし!」
「なにがよしだよ。変な奴」
「次回はわたしがゆーくんを気持ちよくしてあげる。わたしより先にゆーくんをイかせる!」
「……がんばれ」
「あ、ばかにしたな? 後悔するよ」
「しないよ」
「しばらくいろいろ勉強したりするから、えっちは禁止ね」
「はぁ!?」
「それからオナニーも禁止! 溜めといてもらったほうがいいし」
「まて、そりゃ溜まってたらだれだってすぐイクだろ」
「あ、そっかぁー。じゃあオナニー解禁! よかったね」
にっこり笑うかすみ。
言い出したら聞かないのだ。ため息をついてそれを眺め、おれははやくも後悔していた。
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