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Keep to me... その4
「ラン……」
 ジッパーを下ろし、肉棒を取り出す。今度はランがゴクリと喉を鳴らすのが聞こえた。
「シュウちゃんのおチンチン……すごい……。想像してたのよりずっとたくましくて、かっこいいよ……」
 自分でもびっくりするくらい血管の浮き出た肉棒を、ランが指で開いたままの大陰唇に乗せる。ずいぶんと淫猥なホットドックが出来上がった。
「ランはおれのものだな?」
「うん、うん! シュウちゃんのしたいことならなんでもしていいよ。あたし、どんなことでも受け入れるから。だからそれ、ずぶってしてっ。ずぶずぶって入れて、処女膜破っちゃって! あたしが痛がってもチンポをねじこんで、シュウちゃんの恋人にしてぇ!」
「――だめだな、ラン」
「ふぇ?」
 思いがけない拒絶の言葉に、ランはぽかんとした顔をする。
「おれたちの関係は恋人じゃないだろ。ランはおれの『物』だから。そうだな、物と所有者って感じなんだよ」
「『物』……あたしが、『物』……」
「そうだ。ハンドバッグみたいなもんだ。ランは物になるかわりに、いつもおれに身につけておいてもらえるんだ」
 ショックを受けた表情から、徐々にうっとりと頬がゆるんでいく。
「あぁ……『物』……うれしい……。シュウちゃん、あたし間違ってたよぉ……。物だったら、恋人よりずっといっしょにいられるんだね……」
「ああ。いつもそばに置いておいてやる」
「シュウちゃん……あたしは物だから……これはセックスじゃなくて、シュウちゃんのオナニーなんだね……。あたしはシュウちゃんにオナニーされて、処女膜を喪っちゃうんだね……。ああ、ひどい、ひどいよぅ……」
 ひどいと言う割にとろけきった表情で、ランは無意識に腰を動かしている。
 くいくいっとヴァギナが肉棒とこすれるたびに、膣穴が吸いついたり離れたりして、ちゅぱちゅぱと赤子が指を舐めるような音がした。
「それじゃ、ランを使ってオナニーするとしよっかな」
 実はもう、我慢の限界だった。素股されているだけで発射してしまいそうだ。
「使って、シュウちゃん専用のオナニーホール使ってぇ。あたし、おマンコが本体なの。それ以外は、顔も髪も手も足もおっぱいも、全部オナニーホールのおまけなの。おっきなオナニーホールなの、あぁ! たまんない……!」
「そうだ、お前はただの肉穴なんだ。おれがチンポを突っ込んで腰を振りやすいように、穴に身体がついてるだけなんだ。いくぞっ」
「きてぇ! 破いて、壊して! 無茶苦茶にしてっ!」
 亀頭を膣口にあてがい、ずぶりと半分ほど埋め込む。
 できるだけ痛がらせないように、ゆっくりとやさしく、肉棒を進めていく。
 やがて尿道口に軽い抵抗を感じた。
 きっとこれが処女膜だ。
「ラン……」
「シュウちゃん……」
 大事な儀式をまだしていないことに思い至ったおれは、処女喪失の今の際で、さすがに不安の面持になったランの唇に、そっと自分のものを重ね合わせた。
「あっ……ふ……ん……んちゅ……」
 みるみるうちにランの身体から緊張が解け、筋肉がほぐれていくのがわかった。
 その一瞬に、おれは腰を突き上げる。
「んぐぅ!?」
 唇をふさがれたまま、苦痛の呻きを漏らして、ランはぎゅうっとおれの背へ回した手に力を込めてきた。
 痛みに慣れるまでじっとしておいて、おれは唇を離す。ランは思いのほか、ぽわっとした表情でこう言った。
「シュウちゃん……あたしファーストキスと処女喪失、同時に経験しちゃった……。最高の初体験だよぉ」
「おれも同じだよ、ラン。はじめてだから」
「あは……それ聞いただけでイっちゃいそう。ねぇ、もうだいじょうぶだから動いて? あたしは最高の思い出をもらったから、今度はシュウちゃんが気持ちいい思いをして?」
「ああ」
 いままで経験したことのない、熱くてねとねとの穴の中に肉棒が納まっている。ランの身体のことは気がかりだったが、一刻も早くこの心地いい媚肉の感触を味わいたくてたまらなかった。
 ゆっくりと腰を引き、半分くらいまで再び突き入れると、ぶちゅっと卑猥な音がして、膣口の隙間から赤いものの混じった愛液が吹き出して来た。
 初物の膣道を掘り進むようにしながら、おれはストロークのたびに肉棒をすこしずつ奥へと進めていく。
「あっ……シュウちゃんの形に、オマンコが変えられてる……! ああっ。奥っ!」
 コツンと何か硬いものが亀頭の先端に感じられ、ぴくっとランが反応した。
 おれは腰を擦り付けるように動かしながら、それがなんなのか確かめる。
 コリコリとして、押し付けるとチンポがすごく気持ちいい。
「ラン、これって……?」
「はぁん……それ、子宮のお口だよぉ……。シュウちゃんがぴゅっぴゅした精子を、残さないようにちゅるちゅる吸い取る子宮口なのぉ……」
 さっき教えたとおり、おれのものであると言うことをアピールしながら、ランは説明する。
 コンコンっと軽く腰を振り、子宮口をノックしながら、おれはさらに問いかける。
「精子は? 子宮口に飲み込まれた精子はどこへいくんだ」
「あっ、あっ。精子、子宮の中に入るの。それからね、あたしのえっちでどろどろになった愛液の海を精子が泳いで、卵管の中へ入っていくの」
「卵管?」
「うん、知ってる? 受精って卵管で起こるんだよ。シュウちゃんの元気一杯の精子にたくさんたくさん囲まれて、あたしの卵子はいっぱいレイプされちゃうの。ずぶっずぶって何度も何度も精子レイプされて、ああっ、そんなことされたら、あたしもう受精するしかないの。そのまま子宮に着床させられて、妊娠するしかないのぉ」
 痛みすら忘れたように、ランはうわごとのようにあえぎ、自分から腰を動かしてくる。
 ぎゅうっ、ぎゅうっと、まるで手で握ったり開いたりしているみたいに膣道が肉棒を締め付け、おれは目の前がチカチカするくらいの快感を味わった。
「ラン……おれたち、学生だから妊娠しちゃまずいだろ?」
「あぁん、そうだけどぉ。今日は、だいじょうぶな日だから、お腹の中でぴゅっぴゅしていいよ。ううん、そこ以外で出しちゃヤダ。あたし、はじめてで中だしされて、子宮でもシュウちゃんの味を覚えたいのぉ……あっ、ひゃっ!?」
 ぱんぱんっ! と腰をはげしく打ち付けると、ランは嬌声をあげてのたうった。
 なんでも受け入れてくれる。そう確信したとたん、愛しさが溢れて止まらなくて、おれは照れ隠しするように夢中で腰を動かした。
「あんっ! あんっ! あんっ!」
「ランっ! どこに、出すか決めるのは、おれだっ!」
「はん! やぁ、ごめんなさい~! シュウちゃんの好きなところ、顔でも胸でも口でも、どこでもいいから射精してぇ!」
「じゃあ中に出す。子宮に注ぎ込んで、ランはおれのものだってマーキングするっ!」
「して、してしてしてぇ! シュウちゃんの精子であたしの子宮に名前書いてぇ! シュウちゃんのものだって、ちゃんと刻み込んでぇ!」
「ラン! ラン!」
「あやぁ、ふわああああっ!」
 快楽が高まる。真っ白な太陽が脳内に降りてくるような感覚。
 それはいままで味わったことのないほどの、射精感だった。
「く、お、くぅ、出るっ!」
「あたしも、いくぅ!」
 どくんっ!
 強烈な快感が最高潮に達した興奮を後押しし、おれは限界まで男根をねじ込むと、プロミネンスのように滾る射精感を解放した。
「あぁーーーーーー……」
 まるで撃ち落とされた鳥みたいに甲高い声でランは鳴き、ピンっと両足を空中へ伸ばしたまま硬直した。
 どくっ、どくっ、どくっ、どくっ!
「くう……ぅ……」
 おれも似たようなものだった。気持ちよすぎて声すら出ず、身体中を男根に支配されて、それが命ずるがままに精液を膣内へ飛ばした。
 ランとつながって果てることが、こんなに気持ちいいことだったなんて。
 まっ白い閃光に埋め尽くされた脳裏で、おれは感動に震えていた。
 どく……どくん……ぴゅる……。
 永遠に続くかと思うほど長い射精だった。普段の何倍もの量と時間だったはずだ。
 やがてそれが収まると、おれは貧血を起こしたみたいに全身の力が抜け、ランの上に覆いかぶさって倒れていた。
 ふたりの荒い息遣いが、陽の落ちた教室へ響いていく。
 動けないおれの後頭部を、そっとランの手が撫でた。
「シュウちゃん……あたしは、シュウちゃんだけのものだよ。忘れないでね……」
 ランの胸の中で、おれは何度かコクコクとうなずいた。
コメント
この記事へのコメント
能書き
ドMっ娘を書きたくてランのキャラ作りをしたわけですが、ツンデレと同じくM性もギャップが際立てばその分エロくなると思うんです。
それを念頭に置いたいましたが、どうも通常時ランの描写が足りなかった気がします。

まーんなことはどうでもいいですね。
肉穴扱いの部分を誤解なくとらえていただければと思います。
2008/07/30 (水) | URL | 七輪 #grGQ8zlQ[ 編集]
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