泣きながら上目づかいで懇願するランに、おれはわざと嫌悪感を鼻に乗せて、ため息まじりに言う。
「ゆるせないな、ラン。おれのことをそんな不潔な眼で見てたなんて。失望したよ」
くしゃっとランの泣き顔が歪む。心が痛んで見ておれず、おれは冷たい感じを装ったまま顔を逸らせた。
「……行っちゃうの? あたしから離れちゃうの? シュウちゃん……いやだよぉ……ずっとあたしのそばにいてよぉ」
子供みたいに泣き出したランの頭へ、タイミングを計り、ポンと手を乗せる。
「おれがランのそばにいくのは嫌だけど、ランがおれにそばにくるのならいい」
「え……?」
「ランがおれのものになるのなら、ずっとそばにいていいって言ってんの」
「あ……」
パァッと端正な顔立ちに光が射し、ランは泣き顔を笑顔に変えて、夢中でうなずいた。
「なる! なるなる! あたしシュウちゃんのものになるから。ずっとそばにいるから!」
「本当? 言っておくけど、全部だ。全部おれのものになるんだ」
「うん、なる! 身も心も魂も、髪の毛から爪の先まで、あたしの細胞のひと粒残らずシュウちゃんのものにしていいから!」
「……ふふっ。わかったよ、ラン。いまからお前はおれのものだから。おれの行くところについてくるなら、いつまでもそばにいていい」
「ああ……」
感極まったようにくにゃりと力を失ったランが、床にくずおれそうになる。あわてておれはその腰を抱きとめた。
「あ、足に、力はいんなくなっちゃった……えへへ」
いつになくかわいらしい笑顔にどぎまぎしながら、おれは机の上に軽い身体を横たわらせた。
ランにはいまから、おれのものになったと言うことを、しっかり覚えこませないとならない。
「ランはおれのものになったんだよな?」
「うん。なった。シュウちゃんだけのものだよ」
「じゃあその証拠が欲しい。ランの一番恥ずかしいところを見せてくれ」
「……い、いいよ……」
若干ためらいつつも、ランは足を持ち上げ、スカートの中からパンツを抜き取っていく。
クロッチと股間のデルタ地帯とを、納豆の粘りのようなものでつなぎながら、白いパンツは足の間から消えていった。
「ほら、もっと大股に開いて。人差し指と中指でアソコを広げて、こっちへよく見えるようにするんだ」
「う……」
恥ずかしそうにしているランを、強引に急かし、おれはぱかっと開かれたヴァギナを食い入るように見つめた。
そこは夕陽をテラテラと跳ね返して濡れ光り、とろとろの粘液で溢れかえっていた。
ゴクリと喉が鳴る。おれだって、こんないやらしいものを生で見るのは初めてだ。逸物は勃起しまくって痛いくらいに硬直している。
「説明してくれよ。お前の一番大事なところ、どの部分がおれのものになったのか」
「……い、言うの?」
「ああ。例えばいま指で広げてる、二枚のひだはなんなんだよ」
「……う、こ、これは大陰唇って言うんだよ……」
「違うだろ」
おれはあえて怖い声を出す。ランはビクッと震えた。
「お前のココについてるのはもうただの大陰唇じゃないだろ。だれのものなんだ」
「あ……シュウちゃんの、もの……」
「おれの、なにをどうするためのものなんだ」
「あぁ……シュ、シュウちゃんの、お、おチンチンを、パクッてするためのもの……」
「じゃあはじめからいくぞ。そこはなんなんだ」
「シュウちゃんのおチンチンをパクッて飲み込むための大陰唇です……」
「よし、次だ。これは?」
おれはぷくっとふくれたクリトリスを指差す。
羞恥に頬を真っ赤に染め、それでもランは言葉を探して紡いでいく。
「シュウちゃんにいじってもらって、気持ちよくなるためのクリトリスです……」
「なんだ、自分ばっかり気持ちよくなるためのクリなのか?」
「う、ううん。ちがうの。……あたしが気持ちよくなって、気持ちよくなったら出てくるお汁で、シュウちゃんをもっと気持ちよくするためのクリちゃんなの」
「そうだ。そのとおりだな、ラン」
頭を撫でると、ふにゃあっとランは相好を崩して、心地よさそうに目を閉じた。
「その調子で続けるぞ。……次、大陰唇の中にあるこの穴はなんだ?」
「そこは、シュウちゃんのおチンチンをハメ込んで、きゅうきゅう絞るための膣口です」
「じゃあその穴の中は?」
「シュウちゃんのおチンチンを包み込んで気持ちよく出入りしてもらうための膣道です」
「もっと指で広げて。……穴の中にひだがついてるけど、これはなに?」
「それはシュウちゃんのおチンチンがこすれて気持ちよくなるためのひだひだです」
「穴の中いっぱいに溢れてるこの汁は?」
「シュウちゃんのおチンチンをぬるぬるにしてたくさんじゅぼじゅぼできるようにするための愛液です」
「じゃあその奥――この、膜みたいなのは?」
「ああ――それは、処女膜。……シュウちゃんのおチンチンで破いてもらうために、十七年間取っておいた大事な膜なの。それを破っていいのは世界でたったひとり、シュウちゃんだけなのっ!」
ひきつるように叫んで、ランは肩をビクビクと震わせた。また、軽く達したらしい。
どろどろっと、唾液でも吐き出すように、指で広げられた膣穴の中へ、白く濁った液体が湧き出す様子が見て取れる。
「はぁっ、はぁっ……。シュウちゃん、あたし、もう、欲しい。処女膜をシュウちゃんにあげちゃいたい……。ねぇ、挿れて? そ、その勃起しちゃってるおチンチン、あたしの処女マンコで楽にしていいんだよ」
ちらちらと、おれの股間のテントに視線を飛ばしながら、欲情しきったランが艶然とした声色で誘ってくる。
「ゆるせないな、ラン。おれのことをそんな不潔な眼で見てたなんて。失望したよ」
くしゃっとランの泣き顔が歪む。心が痛んで見ておれず、おれは冷たい感じを装ったまま顔を逸らせた。
「……行っちゃうの? あたしから離れちゃうの? シュウちゃん……いやだよぉ……ずっとあたしのそばにいてよぉ」
子供みたいに泣き出したランの頭へ、タイミングを計り、ポンと手を乗せる。
「おれがランのそばにいくのは嫌だけど、ランがおれにそばにくるのならいい」
「え……?」
「ランがおれのものになるのなら、ずっとそばにいていいって言ってんの」
「あ……」
パァッと端正な顔立ちに光が射し、ランは泣き顔を笑顔に変えて、夢中でうなずいた。
「なる! なるなる! あたしシュウちゃんのものになるから。ずっとそばにいるから!」
「本当? 言っておくけど、全部だ。全部おれのものになるんだ」
「うん、なる! 身も心も魂も、髪の毛から爪の先まで、あたしの細胞のひと粒残らずシュウちゃんのものにしていいから!」
「……ふふっ。わかったよ、ラン。いまからお前はおれのものだから。おれの行くところについてくるなら、いつまでもそばにいていい」
「ああ……」
感極まったようにくにゃりと力を失ったランが、床にくずおれそうになる。あわてておれはその腰を抱きとめた。
「あ、足に、力はいんなくなっちゃった……えへへ」
いつになくかわいらしい笑顔にどぎまぎしながら、おれは机の上に軽い身体を横たわらせた。
ランにはいまから、おれのものになったと言うことを、しっかり覚えこませないとならない。
「ランはおれのものになったんだよな?」
「うん。なった。シュウちゃんだけのものだよ」
「じゃあその証拠が欲しい。ランの一番恥ずかしいところを見せてくれ」
「……い、いいよ……」
若干ためらいつつも、ランは足を持ち上げ、スカートの中からパンツを抜き取っていく。
クロッチと股間のデルタ地帯とを、納豆の粘りのようなものでつなぎながら、白いパンツは足の間から消えていった。
「ほら、もっと大股に開いて。人差し指と中指でアソコを広げて、こっちへよく見えるようにするんだ」
「う……」
恥ずかしそうにしているランを、強引に急かし、おれはぱかっと開かれたヴァギナを食い入るように見つめた。
そこは夕陽をテラテラと跳ね返して濡れ光り、とろとろの粘液で溢れかえっていた。
ゴクリと喉が鳴る。おれだって、こんないやらしいものを生で見るのは初めてだ。逸物は勃起しまくって痛いくらいに硬直している。
「説明してくれよ。お前の一番大事なところ、どの部分がおれのものになったのか」
「……い、言うの?」
「ああ。例えばいま指で広げてる、二枚のひだはなんなんだよ」
「……う、こ、これは大陰唇って言うんだよ……」
「違うだろ」
おれはあえて怖い声を出す。ランはビクッと震えた。
「お前のココについてるのはもうただの大陰唇じゃないだろ。だれのものなんだ」
「あ……シュウちゃんの、もの……」
「おれの、なにをどうするためのものなんだ」
「あぁ……シュ、シュウちゃんの、お、おチンチンを、パクッてするためのもの……」
「じゃあはじめからいくぞ。そこはなんなんだ」
「シュウちゃんのおチンチンをパクッて飲み込むための大陰唇です……」
「よし、次だ。これは?」
おれはぷくっとふくれたクリトリスを指差す。
羞恥に頬を真っ赤に染め、それでもランは言葉を探して紡いでいく。
「シュウちゃんにいじってもらって、気持ちよくなるためのクリトリスです……」
「なんだ、自分ばっかり気持ちよくなるためのクリなのか?」
「う、ううん。ちがうの。……あたしが気持ちよくなって、気持ちよくなったら出てくるお汁で、シュウちゃんをもっと気持ちよくするためのクリちゃんなの」
「そうだ。そのとおりだな、ラン」
頭を撫でると、ふにゃあっとランは相好を崩して、心地よさそうに目を閉じた。
「その調子で続けるぞ。……次、大陰唇の中にあるこの穴はなんだ?」
「そこは、シュウちゃんのおチンチンをハメ込んで、きゅうきゅう絞るための膣口です」
「じゃあその穴の中は?」
「シュウちゃんのおチンチンを包み込んで気持ちよく出入りしてもらうための膣道です」
「もっと指で広げて。……穴の中にひだがついてるけど、これはなに?」
「それはシュウちゃんのおチンチンがこすれて気持ちよくなるためのひだひだです」
「穴の中いっぱいに溢れてるこの汁は?」
「シュウちゃんのおチンチンをぬるぬるにしてたくさんじゅぼじゅぼできるようにするための愛液です」
「じゃあその奥――この、膜みたいなのは?」
「ああ――それは、処女膜。……シュウちゃんのおチンチンで破いてもらうために、十七年間取っておいた大事な膜なの。それを破っていいのは世界でたったひとり、シュウちゃんだけなのっ!」
ひきつるように叫んで、ランは肩をビクビクと震わせた。また、軽く達したらしい。
どろどろっと、唾液でも吐き出すように、指で広げられた膣穴の中へ、白く濁った液体が湧き出す様子が見て取れる。
「はぁっ、はぁっ……。シュウちゃん、あたし、もう、欲しい。処女膜をシュウちゃんにあげちゃいたい……。ねぇ、挿れて? そ、その勃起しちゃってるおチンチン、あたしの処女マンコで楽にしていいんだよ」
ちらちらと、おれの股間のテントに視線を飛ばしながら、欲情しきったランが艶然とした声色で誘ってくる。
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