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山吹色の昏黒 あとがき
書き終わっての所見

実質一週間ちょいで、これだけ書き上げました。
アスティアの第一部も二週間で書いたものなのですが、当時は学生だったのもあり、もうこんな馬鹿みたいな執筆は出来ないだろうなと思っていたんですが、仕事しながらでもやりゃあ出来るんですね。休日を使って其の二の後半~其の三全部~其の四冒頭付近まで一日で書いたり、自分でもよくやったもんだと思います。
そのかわり出来栄えはまあ……反省点も多々。
描写に力を入れようとそれだけを念頭に置いたのに、まだまだ圧倒的に足りません。今後の課題です。
それと時代物は背景設定と下調べが重要と思いました。思いましたって言うか書く前に気づけって話しですが。蛇足ですが設定を述べると、江戸時代中期付近を基調としたファンタジー世界です。

各章の所見

・ 其の一
 処女を書いたことがなかったのでがんばりました。作者の趣味が出ますね。あまり破瓜のシーンは好きじゃないのです。血とか苦手。
・ 其の二
 フタナリは女の形をした男を描写すればいいので、楽だしエロいです。Hへの導入や結びがかなりやっつけになってしまった感があります。
・ 其の三
 一番のって書けました。オナニーシーンは全編通して一番お気に入りです。やけになって襲い掛かる小枝も、Mな姉様もいいです。ただ、視点の切り替えに若干無理があったような気がします。
・ 其の四
 対してこちらが一番苦労しました。もっと縄に縛られて喘ぐ様子を描写したかったのですが、なかなかうまく話が流れてくれず、何度も書き直しました。自分の場合書き直せば直すほどその部分と他の部分との接合部に違和感が出るので、そのあたりが心配です。またしても最後らへんがやっつけです。
・ 其の五
これまでの章の三倍を誇る分量の五章。章が進むにつれて内容が過激になってきているので、それを踏まえたものにしたところ過激になりすぎました。読者がついてきてくれるかともかく、いろんな描写を試せてよかったです。人体の限界に挑んでしまいました。ラスボス戦の人体交合は、アスティア外伝のアシリア編のアイデアを流用しました。なかなか、ほかでは見られないシチュエーションだと思います。こう言うのはありなのだろうかと、ひそかに心配です。ちなみに作者はこう言うのじゃ抜けません。


登場人物に対する所見

・ 小枝
 大好きです。この人のために書いたようなものです。一応作者の中ではツンデレです。
・ 紗由里
天然系お嬢様役。あまりキャラが立っていないかもしれませんが、気に入ってくれた人が居ると幸いです。
・ 典太
あいかわらず主人公の男は「ごはん」です。色とりどりの「おかず(女性)」を引き立てる役割です。最後には昼行灯よばわりまでされてます。
・ 愛宕
ケツで感じる熟女お姉様のはずが、最後は獣化までしてしまいました。これはこれで、色々シチュエーションを試せてよかったと思います。
・ 伝助
 最後でいい味を出してくれました。目玉で成長するって言うのは、おとぎ話からのアイデアです。乳のかわりに目玉を赤子にしゃぶらせるやつ。
・ 親父
こう言う作中に登場しないけど強烈に話にからんでくるキャラも好きです。スレイヤーズのリナの姉さんみたいな。

総括

全部で約十万文字です。気づけばアスティアの第一部よりも長いような。
ここまで読んでくださった方には感謝の意を伝えます。ありがとうございました。
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