2ntブログ
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-chapter4- 邪神の巫女
「宗教団体ってもんは、いつの時代も金が唸ってんのねー」
 キリエが周りを見回しながら言った。嫌味と言うより感想だろう。嫌味も通らないくらい、案内された客室は豪華な調度品で溢れていた。
 ここは八十禍津日教団と言う宗教団体の母船。全長数キロに渡る巨大なアーモンド型のコロニータイプ艦艇だ。タケミカヅチはその中に収容され、現在修理と内部のお払いが行われている。シトゥリたちは母船の客室でシリンの回復を待っていた。
「しかし、まさかあなたがこんなところでお偉いさん扱いなんてね」
 じろっとキリエはクラを横目で見た。八十禍津日教はシトゥリも知っている。八十禍津神を奉じる、有名な宗教団体だ。そしてその八十禍津日神は、イザナギの穢れから生まれたとされる邪神だった。ここは連邦と敵対する邪教団の中で、そして扱いは丁寧でも、立場は捕虜なのであった。
 クラはソファに腰掛けたまま、じっと腕を組んで宙を見据えている。キリエの言葉も耳に入っていないかのようだ。シトゥリは助け舟を出すつもりでキリエに返した。
「スパイ時代に潜入して、幹部に取り入ったんですよね?」
「えっ!?」
 キリエどころか、サクヤまで驚きの声を上げ、逆にシトゥリは驚いた。
「なんなのそれ、知らないわよ!シトゥリくんいつ聞いたの?」
 キリエが憤慨した調子で言う。
「え、いや、いつと言われても……」
 数時間前クラとセックスした時、とは言えない。もごもごと口をにごらせたシトゥリに、キリエが鋭い視線を当て、やがてにやっと笑った。
「サクヤ、これはクラにもお仕置きが必要よ。あたしのこと手ぇ早いなんて言っておきながら……」
「……もう好きにして頂戴」
 サクヤは取締りを諦めたようだった。呆れた表情でソファにもたれる。軽蔑されただろうか、と思うと、なぜかシトゥリの中はちくちく痛んだ。
「……言ってなかったことは謝るわ」
 相変わらず睨むような表情のまま、クラがぽつりと言った。客間に通されてから初めての言葉だ。その口調にこれ以上突っ込む気をなくしたか、キリエは肩をすくめて話題を変えた。
「でも、クラがこの船への専用回線を持っていて助かったわ。あのままじゃ正直やばかったし」
「私はここへ連絡しなかったわ」
 クラが言った。
「どういうこと?」
「連絡があったのは、この船の方から。わたしの専用回線にね……。きっと、最初から仕組まれてたのよ」
「仕組まれてた……」
 サクヤがそう言った瞬間、ドアがトントンとノックされた。いまどき珍しい、重厚な黒檀のドアである。返事をすると、それは重々しい音を立てて開いた。その先にシリンが立っていた。
「シリンちゃん!」
「ご心配をおかけしました~」
 そう言って笑ったシリンの横に、もう一人女性が居た。最初、子供が居るのかと思った。背の低いシリンより、さらに一回り小柄だったからだ。2人は部屋の中へ歩み入った。女性は手前で立ち止まり、一礼した。金色の巻き毛が軽く揺れる。
「八十禍津日神の巫女を務めております、アシリアと申します。お初にお目にかかりますわ、みなさん」
 静かな、小さくても部屋の隅々にまで行き渡る声。シトゥリは少し呆然として、アシリアと名乗ったその女性を見つめた。確か、巫女は教団に置ける重要なポジションだから、クラの取り入った幹部とはこの人のことだろう。客室だけでこれほど豪華な教団の幹部に対して、自然と華美な服装をイメージしていたのだが、着ている白いワンピースはむしろ質素な印象だ。だが、その上に乗っている顔こそ、どんな豪華な衣装よりも価値があるだろう。
思わず呆然と見つめてしまうほど、それは美しかった。目が大きく、顔の造作も中央寄りのため、幼く見えるが、ほっそりした顎や長い睫毛、氷から掘り出したような鼻筋が、子供っぽさを否定していた。何よりその女性の持つ雰囲気。中学生のような若々しさと、熟年の女性のような落ち着いたもの、両方を同時にかもし出している。そのせいで、まったく年齢が掴めなかった。シトゥリと同い年と言われても納得するだろうし、三十路と言われても、なるほどと思うだろう。
「は、はじめまして」
 慌ててサクヤが立ち上がり、礼を返した。同じく見とれていたらしい。女性から見ても惹きつけられるものがあるようだ。アシリアはその神秘的な眼差しを、クラに当てた。
「そして、お久しぶりですね、クラティナ」
「……お久し、ぶりです」
 クラは少し様子がおかしかった。途中で喉を詰まらせる。きっと胸中では、周りからわからないほどのものが葛藤しているのだろう。それをすべて理解し包み込むような微笑を送り、アシリアはシリンに視線を移した。
「シリンさんにはお払いをしておきました。もう邪神の影響はありません」
「何から何まで、お世話になります」
 もう一度、サクヤが頭を下げた。その瞬間、突然クラが立ち上がった。
「どうして、どうしてみんなには何も言ってないんですか、アシリア様!」
 引きつるような叫びに驚き、その場の全員がクラの顔に視線を当てる。クラの表情は青褪めていて、激昂しているのか恐怖しているのか、それすら傍目から判断できない。クラは下唇を震わせながら、続けた。
「どうして、私はスパイだったって――」
「みんなには言っておきましたよ。クラティナは連邦へスパイをしに行ったって」
「――!」
「あなたが去った後、部屋から見つかったレコーダー、あれはわざと置いて行きましたね。ほんの恩返しです」
「どうして、どうしてそんなこと……」
 クラの声は、はっきりと分かるほど揺れていた。
「あなたが、いつでもここへ帰って来られるように。あなたは本当にうまくわたくしたちを騙してくれました。今でもみんな、あなたの帰りを待っているのですよ」
 静寂が、部屋の中を支配していった。うつむいたクラの肩だけが、かすかに震えている。それが急に止まると、クラはさっと腰に手を回し、そして前方へ構えた。アシリアの方へ伸ばされた右手には、小さな拳銃が握られていた。
「あなたが!あなたがいるから、私は大切なものを捨ててしまう!これ以上壊したくないの、ここに居る仲間を裏切りたくないの!」
「クラ!」
「クラやめて!」
 止めようと飛び出したキリエが、見えない壁に弾かれたように立ち止まった。アシリアがそれを静止したのだ。片手を挙げる、ただそれだけの動作なのに、筋肉が本能的に活動を停止するような、強制力に近い威厳があった。
 拳銃を突きつけたクラに向かって、ゆっくりとアシリアが歩み寄っていく。小さなその体は、聖女のようにも、聖母のようにも見えた。クラは必死に何かを耐えるように奥歯を噛み締め、腕を伸ばしている。その手は近づいてくるアシリアに圧されるように、激しく震えていた。手前1メートル、どんなに震えてもはずしようの無い位置で立ち止まると、アシリアは言った。
「……わたくしは死に時を求めて生きています。この船で生まれて、巫女として育てられ、外の世界を知らないわたくしにとって、死までの時間は価値のないもの。あなたに黄泉へ還されるなら、これ以上の喜びはありません。……さあ、お撃ちになって」
 冗談だろうと誰もが思うような、平然とした口調だが、アシリアの胸の先には、もうほんの少し力を込めただけで発射されそうな銃口が突きつけられている。シトゥリは止めようと口を開いたが、止めるべき言葉が出てこなかった。気圧されたと言うのではない。止めるべき理由がないように頭が考えていたからだった。それは、呆然とただ事態を眺めるサクヤやキリエにしても同じのようだった。
 2人の間に糸が張られ、それは少しの均衡の変化で簡単に切れてしまいそうに思えた。やがて、時が経ちすぎた果実が落ちるように、クラの手から拳銃が落ちた。悲壮な表情のまま、首を折る。
「……不幸ですね、お互い。でもありがとう、わたくしにはまだやることがあるのです」
 アシリアが言い、つま先立ちをしてクラの肩を抱きしめた。くず折れるようにクラが膝を付く。キリエとサクヤが、ほっと息をついた。
 その時だった。
 くぉぉぉぉぉぉん
 遠くどこかで、大きな獣が鳴くような声が聞こえた。クラの頭を撫でていたアシリアが、はっと顔を上げた。
「八十禍津日神が、贄を求めている……まさか、この子?」
 視線を向けられた先には、シトゥリが居た。へ?と目を丸くしている間に、廊下の向こうからどたどたと足音が近づき、ノックもせずに扉が開いた。
「アシリア様!八十禍津日神が――」
「わかっています」
 凛とした声で言い、アシリアが立ち上がった。どこかさっきと別人のような表情だ。
「すぐ儀式と、禊の用意をなさい。贄は――この子です」
 まっすぐはっきりと、その指先はシトゥリを指していた。



「さあ、お出しなさい」
「うわっ、あっ!」
 シトゥリは、痙攣に近い動作を見せて、固くそそり立ったものから精液を放った。もう5度目だ。大の字の格好で手足を台座の上に固定されている。全裸の股間には、アシリアが顔をうずめていた。白いワンピースから、巫女の装束だろうか、煌びやかな服へその衣装は変わっている。場所は船の奥深くの神殿のような所だった。
 アシリアの小さな口は、カリの部分から少ししかシトゥリのモノを咥えられなかったが、それが尿道口を吸い、舌が傘の下を舐め、両手が竿をしごくたび、凄まじい快感が突き上げてくる。シトゥリは最初、立て続けに2度達し、それでも足りずに、さらに2度射精していた。
「神の贄になる前に、体の中の穢いものは全て出すのです。さあ、もう一度わたくしの口の中へ、その穢らしい精液をお出しになって。それとも顔にお掛けになりますか」
 そう言った瞬間、シトゥリはまた射精した。何度も出したとは信じられないほどの量の精液が、金色の髪も、聖女のような顔も、べとべとに汚していく。汚されていくことに昂ぶりを覚えたのだろうか、アシリアは恍惚とした息をつくと、それを顔中に塗りたくった。その姿にシトゥリは無限の興奮を覚え、さらに陰茎を固く勃起させた。
「ああ、なんて熱くて、臭くて、濃い精なのかしら。こんなものを体に入れたまま、神に捧げるわけには参りませんわ」
 アシリアは肩から服をはずし、胸を露出させた。白いワンピースを着ていたときは気付かなかったが、小さな体とはアンバランスなほど豊かな乳房だ。片手でそれを揉みしだきながら、アシリアはシトゥリのイチモツを掴み、再び口に含んだ。
 もはや恥じも外聞も感じなかった。シトゥリは異様なまでに高まってくる肉欲と快楽に溺れたまま、声を上げ、そこから数度果てた。ついに最後には、イチモツは震えるだけで、何も出なくなった。それでも陰茎は縮まることを忘れたように、天を向いたまま立ち上がっている。
「ついに、空になりましたね」
 アシリアが微笑み、ようやく股間から顔を離した。その表情は、男を知り尽くした艶やかな熟女のように見えた。着ている服を全て脱ぎ、シトゥリの上に乗りかかる。
「では、はじめましょう。あなたの魂を、わたくしの中へ」
 イチモツを手に取り、騎乗位で自らの膣へ導く。その細い手首ほどの太さのものが入るのだろうか、と場違いな心配をシトゥリはしたが、意外な包容力に包まれ、イチモツは中へと埋没していった。女性の中は熱いものだと思っていたが、アシリアは違った。氷のなかに突き込まれたように冷たい。それはあまりに精を放ちすぎたための錯覚かもしれなかったが、シトゥリはその味わったことの無い感触に、背筋から脳髄にかけて痺れ渡るのを感じた。
「くう……ぅ」
 苦痛に歪むような表情で、アシリアが呻いた。だが痛みを感じているのでないことは明白だった。じわり、と蜜が溢れてくるのが感じられる。
「こんな……こんな男が居たなんて……わたくしを感じさせる……ううっ!」
 少し自由になる腰で突き上げると、その上でアシリアは跳ねるように飛んだ。体が軽いので、ちょっと力を込めるだけで跳ね上がる。突き上げられた衝撃と、落下して腰がぶつかりあう衝撃に、アシリアは少女のように喘いだ。シトゥリは何度もそれを繰り返す。
「ああっ、ああっ、ああっ、ああっ!」
 肘から先の手をぶらぶらと揺らしながら、踊るようにアシリアの体はバウンドを繰り返した。規則的な喘ぎ声が、だんだんと高く、嬌声に近いものになっていく。シトゥリの中も、それに合わせて昂ぶり、もう空になったはずのイチモツは、何かを出そうとさらに固く絞られた。
「ああっ、いやっ、ダメです、おやめなさい!やめっ、やめてぇぇぇ!」
 最後の言葉は引きつるように伸び、室内に木霊した。折れそうなほど背を仰け反らせ、アシリアは体を震わせた。同時に、シトゥリも体が溶けるような感覚と共に、絶頂へ達した。まるでこの部屋全体に自分が広がり、それがイチモツの根元に集まって、膣の中へと注ぎ込まれていく感覚。事実、シトゥリのモノは、射精の時と同様の動きを示して、びくんびくんとアシリアの中で跳ね回っていた。それは通常の射精と違い、いつまでも続いていく。ぐったりとアシリアがシトゥリの胸に手をついた。内部のモノが跳ねるたび、その体は振動を受けたように震えた。
「あなたの、魂が入ってくる……。空になった精道を通り、わたくしの中へ……」
 呟く言葉は、恍惚に満ちていた。シトゥリはなにも考えられなくなっていく頭の中で、ただその快楽を悦んだ。射精は自分の子を作る作業だ。魂を分ける作業だ。その魂そのものが、体の外へと射精されていくのは、ただの性感を超えた、神秘的にすら思える快楽だった。この神殿には雑念を払う効果があるのか、最初から恐怖や絶望は感じなかったが、それにしても、自ら死に向かうであろうこの行為を悦んでいるのは、異常としか思えなかった。
 その最後の感情すらも溶けて流れ入ろうとした瞬間、シトゥリの中が、どくん、と鳴った。この感覚には覚えがあった。先ほど邇芸速水バリアを展開した時の、記憶の中に微かに残っている感覚。力強く、燃えるようなその感覚が、自分の深いどこかから、イチモツの根元に集まり、そして一気に精道を通って、アシリアの中に迸った。
「あああああああああああっ!?」
 それはアシリアにも感じられたのであろうか、絶叫を上げると、反射的に離れようとするが、それは出来ないようだ。腰と腰がつながったまま、激しくアシリアが悶えた。
「これはっ!これは何っ!?やめて、入ってこないで!わたくしの中に入ってこないでえぇっ!」
 どんどん、と小さな拳でシトゥリの胸を叩く。奔流はさらに熱く、アシリアの中へ突き入るように流れた。
「焼ける、心が焼けてしまう!壊れる!いやあああぁ、許して、許してください!あああああああ!」
 仰け反ったまま上半身が痙攣し、苦痛にもがく指はシトゥリの胸や腹を掻き毟って、赤い筋をいくつもつけた。チアノーゼを起こしたように、アシリアの白い顔が紫色になっていく。このままでは、この女性を殺してしまう。わずかに、ほんの少し残ったシトゥリ自身が、頭の中で呟いた。腕を動かすと、それを縛り付けていた戒めは簡単に外れた。もはや声も無く痙攣を繰り返すアシリアの腰を掴み、シトゥリは自分のイチモツから膣を外した。その瞬間、アシリアの中からたぎり落ちるように目に見えない何かがシトゥリの中へ戻っていく。それに合わせて、シトゥリは徐々に自分自身を取り戻していった。
「――壊されて、死ぬのはイヤ……」
 涙を流しながら、力を失ってシトゥリにもたれかかったアシリアが呟いた。
 ぉぉぉぉぉぉぉぉん
 その時、再び獣の唸りのような声が響いた。先ほど聞いた時より大分近い。ピピ、と通信音が響き、男の声が神殿に流れた。
『アシリア様、お変わりはありませんかっ!儀式の終焉が近づくと同時に、八十禍津日神が苦しまれ始めました!』
「……わたくしのダメージが流れ込んでしまったのね。それとも、受け止めてくださった……?」
『アシリア様!応答を!』
 アシリアは通信装置には向かわず、シトゥリから身を離し、言った。
「わたくしを助けてくださったのね。優しい方。男がみんな、貴方みたいだったら、少しは好きになれるでしょうに」
 シトゥリの脳は、靄がかかったように活動を停止していた。考えようにも、何も考えられない。
 どおぉぉぉぉぉん、と、今度は破壊音が遠くで響いた。違う場所から通信音が響き、別の男の声が叫んだ。こちらは相当に緊迫している。
『儀式中失礼します!収容した連邦艦タケミカヅチから突如バリアーが展開!分析コード、オ・オ・ハ・カ・リ、不明です!非常に攻性のものと思われます!』
「事故?いえ、……この子ね。大葉刈バリアを展開できるのは、この子だけ」
 アシリアは呟くと、今度は通信装置のスイッチを入れた。
「全作業員をドッグから退避させなさい。その後、メインゲートオープン」
『はっ!しかし、なぜゲートを』
「それを望んでいるのです。建御雷神(タケミカヅチ)が……」
 囁くような言葉は、相手に聞こえたか分からない。一方的に近い動作で通信を切ると、手元のパネルで何事か操作し、アシリアは再びシトゥリの胸にしなだれかかった。自らがつけた赤い爪の筋をなぞり、独り言のように言う。
「あなたも現人神なのですね。次に会う時、おそらくわたくしたちは神と神との戦いの中にいるでしょう。もう一度、クラティナとゆっくり話がしたかったのだけれど――すでに時は動き出してしまった。愛する人ともう一度体を重ねることすら、許されないなんて……」
 ビー、と警告音が鳴り、壁の一部が割れた。その先には自走路のような通路が続いていた。
「ドッグへの直通自動通路です。あなたは先に行って、神の怒りをなだめて差し上げなさい。クラティナたちは、後から追わせます」
「……ありがとう」
 やっとそれだけ言うと、シトゥリは人形のようなぎこちなさで起き上がった。
「礼を言うのはわたくしの方です。さあ、はやく」
 足の戒めは解かれていた。ふらつきながら、シトゥリは自走路を目指した。背後に、アシリアの悲しみを感じながら。それは、生まれながらにこの女(ひと)が背負った業のように思えた。
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2003-2008 アスティア地球連邦軍高速駆逐艦タケミカヅチ all rights reserved.
Powered by FC2 blog. Template by F.Koshiba.