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Keep to me... その6
 やがて拍手が収まると、顔を上げたランは一目散にステージ袖へ向かう。おれはそのわずかな間で、太ももに垂れ落ちるぬらぬらの愛液を認めた。
(ま、ばれちゃないだろうけど)
 あんなところでノーパンのままオルガズムを迎えたなんて、ふつうは想像もつかない。5センチ詰めたスカートも、おしりの下側の曲線が見えるぎりぎりのラインで踏みとどまっていた。
《つづいて、記念式典の行事へ移ります》
 アナウンスが、再び退屈な時間の始まりを告げる。
 おれがなんの気なしに外へ視線を向けると、たまたまステージ側の出入り口からランが校舎へ向かっていくのを見つけた。
(なるほど……)
 ランに関することなら、おれの脳みそは超能力者並みの勘のよさを発揮する。
 おれはクラスの列を離れると、気分を悪くしたふりをして、そばに控えている担任へ保健室へいってもいいか訊ねた。
 もしおれの勘が正しいなら、ランもそこへ向かったはずだ。
 許可を得たおれは校舎へ戻り、そっと保健室の戸を開けた。
「はっ、はっ、はっ、はっ……!」
 ベッドを区切ったカーテンの向こう側から、犬のように荒い息遣いが聞こえてくる。
「はぁっ、はっ、はぁ、は、はぁっ、ふ、うっ、うううっ!」
 そっと隙間からのぞくと、ランが体育座りの恰好で、我を忘れて股間をいじり倒していた。
「あううっ!」
 ビククっと背筋をひきつらせ、絶頂に達すると、すぐに泣きそうな顔になって首を振り、また激しく股間を手でこする作業に戻る。
「はっ、はっ、はっ、はっ、はっ……」
 口元からよだれを垂らし、無我夢中で手淫に耽って、しばらくすると絶頂へ達してしまうものの、ぜんぜん満足できないのか、半泣きの表情でまたオナニーを始める。
「はっ、はっ、はっ、はっ……。は、あ、んんんっ!」
 何度かランが達するのを眺めてから、おれは声をかけた。
「ラン」
「え? あ、シュ、シュウちゃ……あっ、はっ」
「なにしてるんだ?」
「あっ、ふ、オ、オナニーして、るの。みんなに、見られて、ふぅっ、あたしたまらなくて、がまんできなくてっ。で、でも、軽くしかイケないの。こんなの、じゃ、あたし収まらないの……!」
「へえ……。ステージの上でイったのに、足りないんだ」
「ああ……ばれてる。シュウちゃんにはばれてるよぅ……。あたしが演説しながらオナってたのばれてる、変態生徒会長なのばれちゃってるぅ!」
 ビクビクっといままでより派手な痙攣が襲い、仰け反ったランはそのままばったりとベッドの上に倒れこんでしまう。それでも吸いついたみたいに股間の手だけは離れず、別の意思をもっているかのようにうごめいていた。
「シュウちゃ……シュウちゃん、どおしよぉ。あたしおマンコ止まらない、お汁垂れ流しでイキたい気持ちが止まらないよぉ。こんなだれもいないところでオナニーしてたんじゃ、お股のうずうずが収まらないぃ……!」
「誰もって……おれがいるだろ?」
「シュウちゃんはあたしの所有者だから、なにを見てもいいの。あたしのオナニー見るのは当たり前なのっ! もう、バカっ」
「キレんなよ」
 苦笑しながら、ひとつ思いついたおれはランに訊ねる。
「保健の先生はいないんだな?」
「うん。それに午前中いっぱい記念行事だから、校舎にだれもいないはずだよ」
「念のため鍵くらいはかけとくか」
 内側から扉の錠を下ろし、おれは包帯を手に取ってランの傍へ向かった。
「ラン……おれの言う通りにしろよ……」
「ん……」
 おれはランの制服を脱がすと、裸身に包帯を巻きつけ、手足を縛って拘束していく。
 大股開きの姿勢で足をベッドの柵へくくりつけ、左手は背中へ回して胴体ごと縛りつけ、右手は股間にあてがった位置で腰と一体化させる。
 最後に頭へぐるぐると包帯を巻いて目隠しをすると、一体の淫靡なミイラが出来上がった。
「シュウちゃん……うごけないよぉ……」
「ランはおれの道具なんだから、本当ならこっちの恰好の方がお似合いなんだよ。物は動く必要なんかないからな」
「あ……あたし、物になっちゃってるの……?」
「そうだ。でもアソコがうずくんだよな?」
「うん、シュウちゃん。おマンコ使って? はぁ……動けないあたしのおマンコずぼずぼして、いつもみたいにオナホにしていいよ……」
「勘違いしてるなぁ、ラン。おれはお前のオナニーを手伝ってやってるだけだ。ほら、右手を動かしてみろ。触りたいところに触れるだろ?」
「あ、ほんとだ……。あたし、ぜんぜん動けないのにオナニーだけはできるよ。あたしオナニーだけ……いまのあたし、オナニーしかできない……」
「そうだ。ランはいま、オナニーだけの存在なんだ。ほら、思い出してみろよ。さっき、ノーパンでどんなところに立ってた? ステージの上でおマンコいじって気持ちよかったか?」
「ああああああ」
 しゅっしゅっしゅっしゅ!
 すばやい指の動きでランはクリトリスをさすりはじめ、泣きそうな声を上げた。
「みんな、みんな見てたの。ノーパンでお股をコスコスしてるあたしを、全校生徒が見てたの! すごい、すごい昂奮したぁっ! だって、だって何百人も、あたしのオナニー見てたんだよ。もう濡れて濡れて、お汁が靴下まで垂れちゃって、――あ!」
 急に動きを止めて、ランが不安な面持ちを乗せた。
「ど、どうしよう。きっとステージの上に、ぽたぽた落ちたあたしのえっちなお汁が、水たまりになってるよぉ。オナニーの証拠、残してきちゃった……」
「ばれちゃうかもなぁ。あとでステージの掃除にきた連中、その水たまりを見てなんて思うんだろうな?」
「きっと――きっと、生徒会長がオナってたのばれちゃうんだよ! みんなに見られながら気持ちいい気持ちいいってよがったの、お見通しされちゃう……う、あ、はあぁっ!」
 しゅしゅしゅしゅしゅしゅ!
 がまんできなくなったのか、さっきの倍くらいのスピードで指が動き、みるみるうちにランは高みへ昇っていった。
「あああああ! すごい、いいっ! 見て、みんな見て、あたしのオナニー見てぇ!」
 高速でさすりあげる指先がクリトリスを四方八方からこすりたて、小さな豆はかわいそうなくらい形を変えて歪む。
 目隠しされたランの妄想は、一気に加速していく。
「見てる、みんなが見てるっ! お汁をぶちまけながらクリちゃんこすってるあたしを見てるぅ! ああっ、変態、変態だよぉ! いく、いくいくいく! イクところ見て、お潮吹いちゃうから、生徒会長のおマンコから、潮吹きするところ、みんな見てぇっ!」
 ぷしゃぁっ!  
 実際に見ていたのはおれひとりだが、想像の中で何百人もに視姦されて、ランは派手に潮を撒き散らすと、動けない身体を精一杯突っ張ってアクメを表現した。
 飛び散った愛液がまだらにシーツを染めている。おねしょの世界地図みたいだ。
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