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大江戸玩具桃色屋 その弐の4
 あんな、お尻の穴で……。
 蜜柑は花弁を撫でる手をすっと後ろへ下げ、自らの菊花へやわく触れてみた。
「うんっ……!?」
 そこで感じたのは異物感と、そして確かな快感のようなものだった。
 しわをほぐすように撫で、ほんの少しだけ、指の先を埋没させてみる。熱い痛みとともに、ぞくぞくとしたものが背筋へ立ち上った。
「蜜柑」
「あっ!」
 林檎にじっと見つめられていることに気づいて、蜜柑は我に返った。はずかしさで真っ赤になる。
「蜜柑もやってみたいの? 自分でなんて水臭いことしないで。私がやってあげるから、おいでなさい」
 めずらしくやさしい口調で林檎が言う。蜜柑は赤くなったまま、風呂桶から素直に出た。
「林檎ちゃ……私、もう、ダメ」
 息も絶え絶えに杏子が訴えた。
 それを聞いた林檎は絶頂まであと一歩のところで、張り型を引き抜いてしまう。拍子抜けした杏子が、内ももを震わせながら、呆然と振り返った。
「大姉さん、仰向けになって。蜜柑と抱き合ってちょうだい」
 ふたりとも言われるまま、洗い場で抱擁の姿勢を取った。
「ちょっと待ってよ。大姉さんにはこれ、あげるから」
 林檎は長短二股に分かれた張り型を取り出し、同じように通和散でぬめらせると、ヒクヒクとおねだりをしている杏子の菊花へ、長いほうから突き入れた。
「はぁああっ」
 肺の中の空気を押し出されたかのような声で、杏子は蜜柑の身体を抱きしめた。張り型は抵抗らしい抵抗もなく飲み込まれ、やがて短い方が女陰の割れ目へ届く。
「これは、二箇所同時責め」
 ずぶっ!
 可憐な花びらへ割って入った先端は、杏子の女陰も犯してしまう。
「あ……あ……」
 無我の境地にあるような表情で喘ぐ杏子の頬を、蜜柑は両手ではさんだ。
「お尻って気持ちいいの?」
「ああ……いいわ、とってもいい……」
「林檎姉~、あたしにもしてよぉ」
「いつもそのくらい素直だったらいいのに」
 姉妹一ひねくれている人物がそんなことを言って、蜜柑のうつ伏せになった尻を撫でた。
 片手で杏子の張り型をつかみ、責め立てることも忘れない。
「蜜柑のお尻も綺麗かどうか、調べてあげる」
 人差し指と中指で菊花を開くようにし、林檎はその小さく開いた穴へ口をつけた。
「ひゃ!?」
 尻穴の中へ舌が入り込んでくる異色な感覚に声を上げ、思わず杏子の身体にすがりついた。
「ちから抜いて……」
 いったん舌を離した林檎が菊花を舐めるようにしながら言った。言われたとおりに尻へ集中していた力を散らせて、蜜柑は相変わらず嬌声を上げる杏子のくちびるを求める。再び侵入があった。
「んっく……」
 力を抜いてそれを受け入れると、まるでナメクジに犯されているような、背徳的な感触が菊花の内部で蠢いている。舌は縦横無尽に動き回って、蜜柑は徐々にクラクラしそうな感覚が首筋の後ろから昇りつめてくるのを感じた。
「あ……あっは……」
 知らずに甘い吐息がくちびるからこぼれ出た。下から杏子がうっとりと蜜柑の顔をはさみ返した。
「いいでしょ、お尻」
「あう……」
「林檎ちゃんとっても上手なの。ごめんね、いままで黙ってて。蜜柑ちゃんも愉しめるんなら、もっと早く教えてあげたらよかったな」
「大姉さんと蜜柑、体型も似てるけど性感帯も似てるからね」
 尻から顔を離し、林檎が言った。
 責めから開放された蜜柑はくたっと杏子の身体の上へのしかかる。花弁からはとろりと愛液が流れはじめていた。
「さーて、あんまり太いのは無理だからねえ」
 林檎は手桶の中を物色している。やがてそこから、真珠のような輝きの球がいくつも連なったものを引っ張り出した。
「こう言うヤツの方がいいかな? なんにせよ、初めてってのはいい試験材料よ」
「なに……それ」
「なんでしょう。ふふっ、いいわぁ。その期待と不安に満ちた目」
「ば、ばかっ」
「大姉さんは少しこれで我慢しててね」
 林檎は二股の張り型を付け根まで押し込むと、底部のスイッチを入れた。
 ヴーーーーン
 振動音とともに、杏子の菊花と女陰の中で、張り型が細かな動きを始める。
 絶頂の手前でじらされ続けている杏子は、貪欲にその振動を快感へと変換して受け取った。
「さ……ちょっともったいないけど、おねだりのご褒美よ」
 通和散の瓶を逆さまにして、蜜柑の尻へ垂らしていく。それから背中、肩の辺りまで。透明なぬらぬらの液体は、絡むようにしながらきめのこまかい肌の上を滑り落ちて、下で喘ぐ杏子へと落ちていった。
「あうっ!?」
 潤滑を与えられた菊花に、いきなり指を差し込まれて、蜜柑は硬直した。
「いいかんじ……。お尻の処女、もらってあげる」
 ずぶりともう一本指が増えた。初めてだと言うのに抵抗なく、蜜柑の菊花はその花びらを開花させている。
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