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その祈りには慈悲もなく
*フカミオトハ様の投稿作品です。

その日、聖都は陥落した――
神の座にある神子、それに侍る聖騎士。
彼女らはその身に陵辱の限りを受け、魂までも穢されていく。

■序章:聖都陥落
 ・序章
■一章:聖騎士アンヘリカ
 ・第一節 08/10/22
 ・第二節 08/10/23
 ・第三節 08/10/24
 ・第四節 08/10/25
 ・第五節 08/10/26
 ・第六節 08/10/28
 ・第七節 08/10/29


 
その祈りには慈悲もなく 一章聖騎士アンヘリカ 第一節
■一章:聖騎士アンヘリカ
 少女が剣を取ったことに、さし迫った事情や、語るべき背景はない。
 ただ、親友の祈りが神の奇跡を呼ぶことを知ってから、彼女は自然と剣の稽古に励むようになった。神子の身辺を警護する聖騎士の名は一人だけに与えられる栄誉だ。実際には若年の女性のみに付与されるお飾りの称号だが、それでも彼女は日夜剣に打ち込んだ。
 ただ、親友により近くあるために。ただ、親友をその手で守るために。
 結果その剣は、歴代最強と謳われ、正規部隊と刃を合わせても引けをとらぬほどに鍛えられた。
 聖騎士の称号は、彼女にとって親友との絆の証であり、何よりも気高い誇りだった。
「……ぐ、」
 頭上でキシリと金属が軋む音がした。交差した手首には拘束具が嵌められ、天井から垂れた鎖に繋がれている。頭よりも高い位置で固定された腕は、そう長い時間を待たずに苦痛を訴えはじめるだろう。
 鎧の胸元に刻印された黄金の鞘を見つめて、アンヘリカは小さく吐息をついた。聖騎士の称号を受けたときは、まさか自分がこんな最期を迎えるとは考えもしなかった。
(死ぬ、だろうな……)
 この後に待ち受けているのは拷問だ。口を割ろうが噤もうが、助かる見込みはない。少女騎士は静かに自分の運命を受け入れ、その上で打開の術を探そうと視線を巡らせた。
 彼女が連れてこられたのは地下の倉庫だった。クレメンティアには拷問や嗜虐を目的とした部屋は存在しない。捕虜を収容する施設すらない。ここはかつて異端宗教との戦争があった時代ですら、審問に参加しなかった唯一の聖都だ。彼女の手を拘束している鎖も、荷運び用の滑車に繋がっている。
 倉庫の物品はほとんどがそのままになっている。敵兵は略奪を行ってはいないらしい。もっとも、ここは武器兵装の倉庫だ。糧秣の方はそうもいかないだろう。
 遥か遠い倉庫の入り口には二人の兵士。実際には数十歩の距離だが、永遠に辿りつけないように思える。動かないのは、拷問吏を待っているのだろう。ここからではよく見えないが、まさか武装していないはずはあるまい。仮に拘束が解かれてもこちらは丸腰だ。
(は……最悪だ)
 心中の独白を裏付けるように、兵士たちの向こうから拷問吏らしき男がやってきた。一瞬兵が戸惑ったように見えたが、やはり遠目では判別つかない。だが、兵士を押しのけて倉庫に入ってきた男は、いかに暗がり、いかに距離があろうと、一目でその正体を看破できた。
「ボドルザー!」
「ほほっ」
 ただ笑うだけで、こうも人を不快にできるものなのか。抜き身の長剣をぶら下げて、背信の司祭は堂々と騎士の前に姿を現した。
「いい格好だな、アンヘリカ。んん?」
「……何をしにきた」
「将軍から直々に頼まれてな。お前の尋問は私がすることになった」
「ふざけたことを。貴様に何をされようと、私は喋らないぞ」
「知っている」
 にたにたと笑って、ボドルザーはあっさりと頷いた。
「お前は何も喋らんだろう。そうでなくてはいかん」
「何を言っている……?」
 尋問する人間が回答を望まないなどありえない。答えが得られない尋問はただの虐待だ。そこまで考えて、アンヘリカは声を詰まらせた。
 それが、目的なのだ。
「お前は……!」
「フン、私はそこらの下賎な拷問吏とは違うぞ。お前を飽きさせないよう、趣向を凝らした方法を考えてある。そうさな、まずは」
 手にした長剣を慣れない手つきで振って、司祭は騎士の喉元に切っ先をつきつけた。
「その鎧と服を剥ぐところからかな?」
「お前は、そんなことしか考えられないのか」
「もちろんだ」
 彼が手にしているのが自分の剣であることに、ここでアンヘリカはようやく気づいた。長年苦楽を共にしてきた愛剣がこんな下種の手に渡っていると考えると、それだけで気が遠くなりそうになる。
「だがな、お前にとってその黄金鞘は最期まで縋りたい誇りだろう。それを剥ぐことも、傷つけることも許してやろう」
「ありがたいことだ。さすがは『慈悲』の司祭だな」
「そのかわり、」
 あからさまな皮肉にも顔色ひとつ変えない。蓄えすぎた贅肉は、心まで肥満させて鈍感にするものらしいな、と心中アンヘリカは嘆息した。
「お前には、私の剣を手入れしてもらおう」
「……なに?」
 意味がわからず、アンヘリカは眉根を寄せた。司祭は剣など持たない。彼が持っているのは自分の剣だが、それを渡すというのだろうか。なにより、剣の手入れなど騎士にとっては日常の仕事だ。拷問どころか罰にもならない。
「何を言っているんだ、お前は。脳みそまで贅肉になったのか」
「ほほほっ、わからぬか。さすがは聖騎士よの」
 言うが早いか、肥満体の司祭は羽織っていた上着を脱ぎ、足首まである前合わせの礼服の、腰から下を開いた。突然の行為に思考がついていかない。剥き出しにされた男性器を見ても、それが何なのか一瞬では判別できなかった。
「これが私の剣だ。ふほほっ、どうかな、騎士殿?」
「あ……な、なにを……何を言っているんだ、お前は! し、しまえ、そんなもの!」
「おやおや、騎士殿は自分の立場がわかっていないと見えるな」
 わざとらしく肩をすくめて、司祭は一歩前に踏み出して来た。動けないアンヘリカに脂ぎった顔を寄せて、吐息のかかる距離でつぶやく。
「広場に女が集められてるのは知っているか?」
「……!?」
「将軍は立派なお方だ。神子の可能性がある者は殺すなと言っている。だが、逆に言えば神子でないことが確かならば、何をしてもいいということだ」
 お前のようにな、と司祭は笑い声で付け加えた。言葉がゆっくりと脳内に染み込んで、その冷たさが心臓まで下りてくる。アンヘリカは掠れた声でつぶやいた。
「女を、どうするつもりだ」
「お前が要求に応えないのなら、まず一人をここに連れてくる。なるべく若い生娘が良いな。それを犯す」
 直接的な言葉に、息が止まった。
「壊れる寸前まで犯して、その後拷問にかける。そうさな、四肢の皮あたりでも剥ぎ取ってやるか」
「か……皮ッ!?」
「ふほほっ、穫物の皮を剥ぐのは、狩りの基本だろう?」
 ボドルザーが笑うと、その息が顔にかかる。一息吸うだけで吐き気を催すような、最悪の匂いだった。
「そうしたら別の一人を連れてきて、先の女の顛末を見せる。それから同じことを繰り返す。出来れば、二人目は一人目の血縁が良いな。そうだ、拷問する男を女の縁者にするというのも面白そうだ」
「……悪魔か、お前は……!」
 愉しそうに、本当に愉しそうに司祭は笑った。そう評されることが、嬉しくて仕方がないようだった。
「失礼な。これでも司祭だ、私は。さて、」
 ずい、とボドルザーは更に身を寄せた。耳元に寄せられた口元はもちろん、その肥満体全身から悪夢のような体臭がたちこめる。だが鼻腔をつく匂いよりも遥かに、その言葉で刻まれた心胆の冷たさの方が問題だった。
「どうするかね、聖騎士? 何もソニア様の居場所を吐けというのではない、ただ、私の言うことを聞けばいいのだ。ほんの数時間の辛抱で、神子への忠節も果たせ、女たちも助かるぞ?」
「う……ああ……」
「んん? あと三秒で決めろ。さもなくば、お前がどう言おうと一人目を犯す」
その祈りには慈悲もなく 序章
■序章:聖都陥落
 少女は逃げていた。
 狭く息苦しい地下路にはまともな明かりもなく、一歩進むたびに反響する足音が不安を駆り立てる。それでも、止まることだけはできない。
 もうどれほどになるのか、延々走り続けた脚は限界を迎えていて、ろくに感覚が残っていない。肺からは酸素の代わりに激痛と高熱が吐き出され、わき腹の内側を疲労という名の悪魔が貪っている。腕を振ることも覚束ない、目を開けていることすら苦痛で、頭の奥には靄がかかりはじめていた。今、自分がどこを走っているのかも定かではない。
 それでも少女は逃げていた。
 亜麻色の長い髪を振り乱し、走りにくい儀式用の礼服を引きずって、懸命に逃げていた。
 捕まるわけにはいかなかった。犠牲になった人たちのためにも。
「はっ、はっ、はぁ……っ」
 喘ぎながら進む。長い隘路の奥に、外への光が見えた気がした。
「はっ、はあ……はあっ」
 風が吹いている。光が大きくなる。待ち伏せがいるかもしれない、と頭の片隅で誰かがつぶやいたが、仮にそうだとしたら、もう彼女には手の打ちようがない。
 神に祈りながら、少女は長い長い地下路の、最後の上り坂を駆け抜けた。
(加護を……!)
 果たして、待ち伏せはいなかった。
 地下路は全体が登り勾配になっており、神殿から山の中腹につながっている。木々でカモフラージュされた出口から顔を出した少女は、そのままフラフラと森をさまよった。この辺りは知っている。一際目立つ大きな常緑樹を目印に、彼女は街を一望できる丘まで歩み出た。
「ああ……!」
 何かを願ったわけではない。しかし、少女の中に残っていたかすかな光は、眼前の光景に完膚なきまでに打ち砕かれた。
 クレメンティア。
 聖王国が誇る五つの聖都のうち『慈悲』の名をつけられた街は、暴虐の炎に燃えていた。

◇◇◇

 一切の無駄を省きながら、なお荘厳であり華麗である、建築の芸術とでも言うべき神殿を、二人の男が大股で闊歩していた。
 一人はハーフメイルの甲冑姿で、腰に長剣をさしている。背が高く、精悍な顔つきをした男だった。もう一人はでっぷりと太った小男で、背丈は頭ひとつ分も低いのに、贅肉のせいで隣の男より余程大きく見える。甲冑は着ておらず、上位の聖職者が身につける、足首まで丈のある礼服を着用していた。
「殺すなよ!」
 甲冑姿が、神殿の周囲を駆け回る兵に声をかけた。
「若い女は特に、絶対に殺すな。自害させることも許すな。縄をかけて全員広場に集めておくんだ!」
 基本的に、聖都には城がない。巨大な神殿がその代わりを務めるのだ。聖都の執政は神殿にて行われ、司祭が施政の頂点に立つのである。
 すなわち、神殿に敵兵がいるという事態は、そのまま都の陥落を示していた。
「ほほっ、若い女ばかりを集めて、どうするのですかな」
 脂ぎった頬をタプタプと揺らして、太った小男が喜悦を隠そうともせずに言った。指示を中断した男は冷たい瞳でその顔を見下ろし、その煩悩を切り裂くような声で言った。
「神子が変装しているかもしれない。彼女はまだ殺すわけにいかない」
「ほ……なんだ、そういうことでしたか」
「何を想像しておいでかな、司祭殿は」
「いやなに、そのな。若い女と聞くと……ふほほっ、わからぬわけでもありますまい」
「……」
 侮蔑の表情をその顔にひらめかせると、甲冑を鳴らして男は歩を速める。慌てた様子で、贅肉の塊が後を追った。
「キャツル将軍、これからどこへ向かわれるのですかな」
「全軍の指揮を。無差別な略奪は好ましくない」
「ほほっ、紳士なことで」
「せっかく内通者のおかげで余計な血を流さずに済んだのだ、できれば死体は最小限におさえたい」
「なるほど、なるほど」
 戦争における戦闘行為の目的とは、制圧であり殲滅ではない。その意味で、歩を速める甲冑――キャツル将軍は優秀な人材だと言えた。
 しかし、と将軍は眼下の太い男に目を向ける。内通者、とあからさまな表現を使っても、この男は顔色ひとつ変えなかった。自身が当の裏切り者であるというのに。
「司祭殿は、なぜ手引きを?」
「なに、教義だなんだと女もロクに抱けないような国に興味はありませんな」
 そう言いはするが、ボドルザーというこの司祭がことあるごとに信者を慰みものにしてきたことを将軍は知っている。ともすれば蛮族ですら顔をしかめるような行為を、嬉々としてやってのける男だ。
 官僚が腐った国は死んだも同然だ。街から立ち上る黒煙と炎は、あるいは然るべき断罪だったのかもしれない。
「いや、それでは、この男が生きているのは間違いか」
「ほ?」
「なんでもない」
 軽く頭を振って、将軍は曲がり角を折れた。司祭がどすどすと鈍重な動きで後を追う。
 ――脇の壁が開いたのは、その瞬間だった。
「ボドルザァア――――っ!」
 大きく見開いた目に飛び込んできたのは、銀に光る長剣。刀身に映る肥満体をはっきりと確認できるほどの近距離。隠し扉から飛び出した刺客の一撃――豚よりも太った司祭に、かわせるはずもない。
「ひ、ひぃっ……」
 掠れた悲鳴と、鋼と鋼のぶつかり合う音とが同時だった。
「くっ……!」
「威勢がいいな、女」
 瞬間の判断で刃を解き放ったキャツル将軍の剣が、必殺の一撃を抑え込んでいた。刃に刻まれた国家の紋章が、互いの敵を食い殺そうとするかのように睨み合っている。
 片や聖杖と金獅子。
 片や有翼の螺旋蛇。
 決死の獅子を、蛇は悠々と絡めて放さない。腕力も技量も、刺客より将軍の方が上手のようだった。
「ボドルザー! 貴様、貴様恥ずかしくはないのか! このような暴挙に手を貸して!」
「は、はっ、はぇっ?」
 問われた方はまだ状況を把握していないらしい。呆然とするばかりか、腰が抜けたようで尻餅をつく有様だった。
 刺客は呆れたような顔をして、矛先を将軍に変えた。
「貴様が将か!」
「いかにも。ふん、いい腕だ。お前は何者だ」
「聖都クレメンティアは神子ソニアの聖騎士、アンヘリカだ! 覚えておけ!」
 聖騎士――その言葉に、将軍はわずかに目を眇めた。
 刃と刃を合わせたまま、眼前の女を観察する。歳の頃は十六、七といったところか。敵意に燃えて歪んだ表情が台無しにしているが、端正な顔立ちだ。普段ならば可愛らしい表情を見せるのだろう瞳も、ツンと尖った鼻梁も、やや荒れてはいるが形の良い唇も、その辺りを見回した程度では見つからない素材である。
 健康的に焼けた小麦色の肌に、動きを妨げることを嫌ったのだろう最小限の鎧をつけている。その胸元に刻まれているのは黄金鞘の紋章……聖騎士の証だ。
 防刃素材の戦闘着に包まれた体は引き締まっていて、不要な筋肉はついていない。鎧のせいでスタイルの良し悪しまでは知れないが、露出してる各所をつぶさに眺めれば、崩れた形をしていないだろうことは想像がつく。
 戦士としても女としても、良質の肉体だった。
「神子つきの騎士がこんなところで何をしている。神子はどこだ」
 その言葉に、騎士はわずかに微笑んだ。
「知らないね、ソニア様とははぐれたんだ、あんたらのせいで!」
「知らないか」
「知らないって言ってるだろ!」
「それは残念だ」
 言うと、将軍は切っ先をするりと引いた。合わせていた騎士の刃は相方を失って大きくバランスを崩す。彼女が心中で失敗を悟った時にはもう、金獅子の刻まれた剣は高く宙を舞っていた。
「訓練が足りないな。神子はどこにいる」
「知らないと、言っている!」
「嘘だな」
 冷厳と、将軍は断言した。アンヘリカの大きな目が、更に大きく見開かれる。
「本当に知らないなら、お前はまず神子を探しに走るべきだ。隠し扉の内側などでうろうろしているはずがなかろう。失敗したな、騎士。お前はそこの男よりも先に、私を狙うべきだった」
「……っ!」
「おい、そこの!」
 事態に気づいて集まりはじめていた兵に、将軍が声をかける。幾人かの兵が声に従って駆け寄った。
「この女を連れて行け。何をしてもいい、神子の居場所を吐かせるんだ」
「了解しました!」
「絶対に殺すな。できれば、傍目に知れる傷も少ない方がいい」
「はっ!」
 屈強な男に抱えられると、さしもの聖騎士も対抗しようがない。十代の小娘が、正規兵に力でかなう道理がなかった。
「くそっ、放せ! 殺してやる! 殺してやるぞ、お前たち!」
「神に仕える者が口にする言葉ではないな」
「くそおぉぁっ!」
 引きずられていく小さな体を見送って、将軍はまだへたりこんでいる司祭に目を向けた。どこまでも情けない男だ。
「一人で起きられるか」
 手を貸す気ははなからない。
「あ、ああ、ああ、いや、なんという、なんという野蛮で、道理を知らぬ女だ、全く、ま、まったく」
「……」
 侵略の手引きをした奴の言うことではない。将軍はかぶりを振って、歩を進めた。
「ま、待ってくれ」
「なにか?」
「その、将軍、頼みがあるのだ。私はあの女とは旧知の間柄で、弱点もよく知っている」
「……」
「尋問を是非、私にやらせてもらえないか。なあ? その方が、尋問に割く兵力も無駄にならんだろう」
 冷や汗もまだ引いていないというのに、司祭の瞳は情欲に熱されている。将軍は僅かに目を伏せて、
「好きにしたまえ」
 と、呆れ果てた声で了承を出した。
「おお、おお、ありがたい! そ、それでは、早速行かせてもらおう。都のことでわからぬことがあれば、ほれ、ティルの奴にでも尋ねてくれ!」
「そうしよう」
 もとより、司祭はほとんど何の役にも立たない。いなくなるのならば願ったりだ。
「な、何をしてもいいのだよな?」
 下卑た笑みを浮かべて言う司祭に冷たい一瞥だけをくれて、将軍は先を急いだ。戦争は、勝ってからが忙しい。将軍にとって、司祭も女も、今はまだ気にすべき段階にはなかった。
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